死なない程度に頑張ろう

眼鏡が無駄に考えたり考えなかったり

渡らない石橋と付け焼きブレード

 何かに申し込むということが苦手です。申し込むと、やっぱり辞めたいと思っても後戻りが出来ないので、本当に申し込んで後悔はないのかとひどく考えこんでしまいます。そして考えこんだ果てに、またはいつの間にやら記憶の彼方に消え去って期限が過ぎることに。最終的には酸っぱいブドウこと認知的不協和に陥るという。アルバイトは特に時間の制約が大きいのもあってその考えが強く、結局何もしないで短期でたまにやる程度しかありません。

 

 さて、何度目かわからないインターンの話です。周囲の人がインターンに申し込んで、適性検査やら志望動機について話していると、文系インターンは大体企業の宣伝で本番への影響は薄いと理解しつつも自分はやる必要があるのだろうかと周りに流されながら思います。インターンは5日だけでも去年の経験上時間的にかなり縛られていた感覚があります。自分がバイトしてないからそう思うかもしれないのですが。仮に申し込むとしても、プレエントリーだけでも以降放置していたら就活本番で悪影響があるのではと考えて種類に目を通すだけ通して固まり、石橋は渡らず認知的不協和が登場する展開が見えてきます。結局意図的に吟味するのを放棄してわざとらしく勢いに乗るしか申し込むことはないのでしょう。尤も、去年は勢いで申し込んだ後に後悔に襲われて、インターン後は円形脱毛症になったわけですが。また、勢いに任せるとなると、早く書類を揃えないと一気に後悔に襲われてモチベーションが低下してしまいます。故に発生する付け焼き刃の文章。申し込むにしても無駄に落ちる可能性を高めて徒労に終わる確率を自分から高めているような気がしてなりません。というわけで、何かを決めるのは何か(主に時間)を犠牲にするので決断を躊躇ってどうしようもないという話です。端的に言えば優柔不断ってことですね。勢いに任せつつその勢いを意図的に保持できれば付け焼き刃加減も幾分かマシになるのでしょうか……。