死なない程度に頑張ろう

眼鏡が無駄に考えたり考えなかったり

私がグレーゾーンアスペルガーと言われまして

放置していても生きています。春は新生活といいますが、新生活を大きく方向転換させる選択を検討している水産物です。

 

この度無事に卒業者のリストに載っていたので卒業が確定しました。実は4年の後期の履修登録にあたり、特に卒業要件を満たしているか確認せずに登録をしてしまっていたので、ここにきて留年オチということもあったわけで。一応履修した科目は試験で欠席せず、落とすこともなかったので大丈夫と信じていましたが。かくして学士(経済学)を得ることになります。学部卒に比べて学士と書くとなんだか格好がつきますね。実のところ修羅であっても院に進みたかった気持ちが少々……。

 

さて本題。3月をもって飲食店と購買と書店と有数の蔵書数を誇る大学環境から離れるわけですが、他にも大学にはメンタルヘルスなるものが存在します。いつからか親からアスペルガー症候群を疑われ、よろずにかこつけてアスペルガーだからと言われることが続き、白黒ついてないのにその扱いは不服だと考えていました。ゼミの同期にも軽い発達障害と思われてたりも。また、自身が発達障害であるとも限らないのに症状名を言い訳として頼ってしまう可能性もあるということで、先のメンタルヘルスで精神科の先生と話してきたのが先月。結果、アスペルガー症候群のグレーゾーンということを言われました。言おうと思えば言えるし、逆もまた然りと。白黒つけて欲しくて行ったものの、白黒つけられないという判断がきたのでした。

先生の話によると、ある程度年を重ねるとなかなかわかりにくくなるそうで。そのため、私が持参した母子手帳の他にも、成績表などの幼少期の特徴を示すものを参考にすることが多いとか。コミュニケーション能力をはじめとした多くの能力を欠けることなく世の中が高く求めた結果として、見出された症候群であるとも。ドベネックの桶的なものなのでしょうか。とりあえず世間は不寛容になったようです。

結局のところ白黒はつけられなったのですが、メンタルヘルスのお世話になることで白黒つけられないグレーゾーンであるという精神科の先生からのコメントは得られました。素人判断でああだこうだと言われていた頃よりは楽になったと断言できます。グレーゾーンなパーソナリティが1年間の苦悩に代表される過去の様々な出来事の原因だったのか、今後襲ってくるであろう困難の原因となるのかはわかりませんが、今回の件を自己認識の糧としていくつもりではあります。

 

先生曰く、大学のメンタルヘルスは精神科で診察をうけることに抵抗のある人も多く利用するそうです。「もしかして」と思った人はお世話になることも一考でしょう。特に自己認識や他者による認識が問題になる就職活動の前にやっておくといいかもしれません。ちなみに、やはりというべきかもしれませんが、そういう人は各種スペシャリストや公務員が向いているそうです。