死なない程度に頑張ろう

眼鏡が無駄に考えたり考えなかったり

頭痛の前触れ閃輝暗点

1年ぶりに閃輝暗点からの偏頭痛に襲われました。

 

閃輝暗点とは視界にノコギリの刃のような形状のギラついた光が映る症状。症状の後に偏頭痛が発生し、寝込むまでがワンセット。Wikipedia閃輝暗点の項目に画像がありましたが、大体こんな物体が登場します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:SemkiAnten.gif

 

今回は出先でスマホをいじってたら、妙に文字が見づらいと気づいたのが発端。日光やフラッシュを見た後の黒っぽい残像が常に視界にある感じです。時間が経つと視界の異物は弧を描き、ギザギザした光を放ち始めました。ああ、これは閃輝暗点だと確信を持ち、頭痛に備えます。閃輝暗点が消えてから徐々に頭に違和感が生じ、30分程度でそれは痛みのレベルにに変化。閃輝暗点を認めてから一応頭痛に効くツボを押すなどの行動をしてましたが全くの無力でした。更に30分後に家に到着しベッドに倒れ込み、ピークの痛みや吐き気のようなものに耐えて3時間。ようやくある程度動けるくらいに痛みが引いたのでした。それでも全く痛みがないわけではなく、その後ずっとだるさが残っていました。

 

この閃輝暗点、若年では偏頭痛を伴い周期的に発生するそうですが、加齢とともに減少していくそうで。逆に中年で閃輝暗点が発生した場合は脳梗塞や脳腫瘍のような病気の可能性があり病院に行くべきだとか。自分は齢23ということでとりあえず前者だろうと病院は様子見です。以前は3ヶ月スパンであったのに今回は1年後と頻度も減ってますし。

 

閃輝暗点は字面は必殺技ぽさに満ちてますが、現実は痛いし辛い偏頭痛の予告です。頭痛が突発的に起こらず事前通達してくれるという点では、閃輝暗点を確認した時点でロキソニンのような頭痛薬を服用すれば幾分かましになるのかもしれません。ところで、偏頭痛の際は「この痛みが引くなら何でもする」「死んでもいいから痛みから開放されたい」みたいなことを毎回思ってしまうのですが、自殺頭痛とも呼ばれる群発頭痛はどれほどの痛みなんでしょう……。