死なない程度に頑張ろう

眼鏡が無駄に考えたり考えなかったり

人の結婚式に行った話

先月結婚式に行ってきました。齢26にして人生初。人生経験イベントとして感想を書くだけです。

 

新郎は職場の人であり、籍は1年くらい前に入れて今回の挙式になったそうな。自分の他にも職場の人が何人か参加。

「〇〇君って結婚式行くの何回目?」

「初めてです。人間関係狭いんで」

「そんな悲しいこと言うなよ」

というやり取りをはさみつつ式場(教会)に。入り口に新郎新婦プロデュースのインテリアがありました。うち一つがスヌーピーが失恋して大食い激太りしたときのイラストで縁起的に心配になりました。まあ私の知人は「We Are Never Ever Getting Back Together」を流す式に行ったことがあるらしいので、そこまで気にする必要はないのでしょう。式は新郎新婦の入場から聖書朗読、指輪交換、誓いのキス、署名、ユニティキャンドルなどがありました。撮影禁止なのもあり、神妙な印象を受けます。ところで、ヤハウェに誓うという点ではこれも神前式となるんですかね。その後はフラワーシャワーを経ての披露宴。余興とかはない一方、定番のケーキ入刀やファーストバイトはありつつも、総じて落ち着いた結婚式でした。

 

 新郎とはすごく親しいというわけではなく、当然ながら新婦は知らない人なんですが、それでも結構な尊さがあるもので。入場してくる新郎新婦を見ると、人生の晴れ舞台という思いがひしひしと伝わってきますし、彼らの親族や友人が祝っている様からも喜ばしさが感じられます。それらが相まって、自分もなんとなく喜ばしい気分になるという。最近は式を挙げない夫婦も多いらしく、どっちでもいいのではと傍からは思っていたのですが、こうして参加してみると、挙式した夫婦はこの経験を糧に睦んだり喧嘩したりするんだろうなと感慨深くなりますね。規模にもよりますが式は手間も費用もかかりますし、それを共にやるという点では互いに対する盛大な愛情表現なのかもしれません。思いは言動として出力しないと伝わりにくく軋轢のもとになりますし。そう考えるとやはり尊い

 

そんなわけで初めて行った結婚式の感想でした。人間関係が狭いなりに、私も年齢的に今後は行く機会が増えていくのでしょう。毛筆書道を習っていた一方、筆ペンには苦戦して祝儀袋への記入に練習含め1時間ほどかけたので、今後を見越して慣れてかねば。