御朱印帳が一冊埋まったので内訳を書く
青春18きっぷを使い2泊3日で兵庫京都奈良大阪の2府2県を回ってきました。その際に、かねてより行っていた神社の御朱印帳のページが全て埋まったのでなんとなく内訳を書きたいと思います。奉拝日順に神社の名前と適当なコメントを添える感じで。御朱印の写真はググッてると沢山ヒットします。
・成海神社
名古屋市緑区鳴海の神社。ここで2年前の6月に御朱印帳を購入。鳴海絞りで伝統工芸溢れる朱印帳である。
名古屋は伏見あたりの神社。そこまで広くないけども別表神社。
・知立神社
三河国二宮なそうな。中世の資料にはそういう記述は見当たらないらしいが。社紋が青海波なのは碧海郡らしさがある。
・熱田神宮
言わずもがなの天叢雲剣を祀る神社。やさしいー森にはー神話がー生きてーるー。
・上知我麻神社と別宮八剣宮
熱田神宮の敷地内にある境内社と別宮。ちなみに下知我麻神社もある。
古都鎌倉、源氏との縁が深い神社。公暁が隠れたという大銀杏は何年か前に倒れてしまった。神社の御朱印としては珍しい力強い文字が持ち味。裏に墨が染みるレベル。
・旗上弁財天社
鶴岡八幡宮の境内社。鎌倉江の島七福神が一つ。残り6つは知らない。こちらも力強い文字。
・江島神社
湘南江ノ島の神社。社紋はトライフォースこと三つ鱗。日本三大弁財天で御朱印は2ページを使用した。
稲荷神社の総本社であり、神社本庁に加入せず単立で運営される神社でもある。いなりこんこん○○になーれなアニメの舞台。ここを登るには時間も体力も使うので行くなら若いうちに。御朱印は3種類。
・晴明神社
京都市は一条戻り橋付近に鎮座。社紋は清明桔梗と呼ばれる五芒星。
・白峯神宮
京都市蹴鞠の宗家の屋敷跡に鎮座し、その関係で球技にご利益があるそうな。
みんな大好き雷神兼学問の神様の菅原道真公を祀る。京都のここと福岡の太宰府天満宮とで天神信仰の中心を担う。
通称上賀茂神社。山城国一宮の一方。「かもわけいかづちじんじゃ」と読みづらい。氏人に江戸時代の国学者賀茂真淵がいる。
通称下鴨神社。山城国一宮のもう一方。「かもみおやじんじゃ」とこちらも読みづらい。氏人には方丈記の著者である鴨長明がいる。
・野宮神社
京都市内に鎮座。絨毯苔が綺麗である。源氏物語の賢木の舞台らしいが、悲しきかな賢木の内容を知らない。
・伊勢神宮外宮
正確には豊受大神宮。天照大御神の御饌都神である豊受大神を祀る。食物神の面から稲荷信仰の宇迦御魂神と習合されたりも。伊勢市駅から近くアクセス良好。
・伊勢神宮内宮
正確には皇大神宮。皇祖神の天照大御神を祀る。外宮と比べると少々遠い。
・高座結御子神社
熱田神宮境外摂社。「たかくらむすびみこじんじゃ」と読みにくい。最寄駅の西高蔵は多分この神社の西だからそういう名前になったと思う。
・金山神社
名古屋市第二のターミナル駅、金山駅が最寄り。尾張鍛冶発祥の地であり、この神社から金山という地名ができ、金山駅へと至る。「きんざん」ではなく「かなやま」。
・名古屋東照宮
文字通り名古屋市内の東照宮。尾張徳川家のお膝元だけあり、徳川慶勝も合祀されている。福神社と合わせて御朱印は2ページ。
・那古野神社
名古屋東照宮のお隣。織田家の家紋である木瓜紋が社紋であり、織田信秀により再建された過去も。
・愛知縣護國神社
名前からわかる通り。戊辰戦争の戦没者を祀ったのがルーツだそうで。社紋が菊に愛知の県章を重ねたものでとてもわかりやすい。
・真清田神社
・高牟神社
名古屋市内に鎮座。「たかむじんじゃ」と読む。恋の三社めぐりが一つ。
・城山八幡宮
同じく名古屋市は恋の三社めぐりが一つ。城山の名の通り末森城という城の跡にあって、堀の遺構も見受けられる。
・山田天満宮と金神社
恋の三社めぐりその3。金神社は境内にあり、名前の通り商売繁盛に。
・都久夫須麻神社
滋賀県の象徴琵琶湖に浮かぶ無人島にある日本三大弁財天の一つ。素焼きの陶器を湖に面した鳥居へと投げるかわらけ投げが名物。ちなみに御朱印に書いてあるのは竹生島神社である。
・長浜八幡宮
竹生島へ向かうために降りた長浜市にある。湖国総鎮護と書いてあるが、近江国=湖国でいいのだろうか。
・兵庫縣姫路護國神社
姫路の方の護国神社。県内にもう一つの護国神社である兵庫縣神戸護國神社がある。姫路城に隣接しているけど人はあまり来ないようで。
・射楯兵主神社
姫路城から少し歩いたところに鎮座。播磨国総社であり「いたてひょうずじんじゃ」という初見で読めなさそうなことも手伝ってか通称は総社さん。黒田官兵衛と縁があるそうで。
・石上神宮
宗教都市である奈良県天理市に鎮座する七支刀が有名なところ。教派神道天理教の地にあるのは国家神道の社格の高い神社。観光マップを見ると神社仏閣に古墳と文化財や史跡に富んでいるとわかるのだが、大体天理教施設のインパクトに持ってかれると思う。
・八坂神社
昔は祇園社。祇園祭で有名。付近には知恩院や清水寺もあり人がひたすらに多い。
・平安神宮
作られたのは明治時代。平安という名は平安京を造営した桓武天皇を祀るため。
・満足稲荷神社
平安神宮から少し歩くと見つかる。その独特な名前は、秀吉が満足したことに由来するとか。
・粟田神社と鍛冶神社
栗田ではない。粟田は刀工の粟田口派、鍛冶は字のごとく。刀剣乱舞で参拝者が増えたと聞いた。
御朱印は基本的に300円程度。この一冊にかかった金額は朱印帳含めて14000円弱です。軽い気持ちで始めましたが、思った以上にお金がかかる趣味のようです。そんなことを考えつつも去年から寺の御朱印蒐集を始めたとさ。