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死なない程度に頑張ろう

眼鏡が無駄に考えたり考えなかったり

頭痛の前触れ閃輝暗点

1年ぶりに閃輝暗点からの偏頭痛に襲われました。

 

閃輝暗点とは視界にノコギリの刃のような形状のギラついた光が映る症状。症状の後に偏頭痛が発生し、寝込むまでがワンセット。Wikipedia閃輝暗点の項目に画像がありましたが、大体こんな物体が登場します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:SemkiAnten.gif

 

今回は出先でスマホをいじってたら、妙に文字が見づらいと気づいたのが発端。日光やフラッシュを見た後の黒っぽい残像が常に視界にある感じです。時間が経つと視界の異物は弧を描き、ギザギザした光を放ち始めました。ああ、これは閃輝暗点だと確信を持ち、頭痛に備えます。閃輝暗点が消えてから徐々に頭に違和感が生じ、30分程度でそれは痛みのレベルにに変化。閃輝暗点を認めてから一応頭痛に効くツボを押すなどの行動をしてましたが全くの無力でした。更に30分後に家に到着しベッドに倒れ込み、ピークの痛みや吐き気のようなものに耐えて3時間。ようやくある程度動けるくらいに痛みが引いたのでした。それでも全く痛みがないわけではなく、その後ずっとだるさが残っていました。

 

この閃輝暗点、若年では偏頭痛を伴い周期的に発生するそうですが、加齢とともに減少していくそうで。逆に中年で閃輝暗点が発生した場合は脳梗塞や脳腫瘍のような病気の可能性があり病院に行くべきだとか。自分は齢23ということでとりあえず前者だろうと病院は様子見です。以前は3ヶ月スパンであったのに今回は1年後と頻度も減ってますし。

 

閃輝暗点は字面は必殺技ぽさに満ちてますが、現実は痛いし辛い偏頭痛の予告です。頭痛が突発的に起こらず事前通達してくれるという点では、閃輝暗点を確認した時点でロキソニンのような頭痛薬を服用すれば幾分かましになるのかもしれません。ところで、偏頭痛の際は「この痛みが引くなら何でもする」「死んでもいいから痛みから開放されたい」みたいなことを毎回思ってしまうのですが、自殺頭痛とも呼ばれる群発頭痛はどれほどの痛みなんでしょう……。

マイナンバーカード申請/受取をしました

今更にマイナンバーカードの申請と受取をした話。割と手間でした。

 

近頃レンタルビデオ店で使えるなどCMで喧伝されているマイナンバーカード。レンタルビデオ店で使う気もさらさらなく、通知カードのままだと紛失しそうだと思い、1月の頭にwebで申請を行いました。写真を用意しろということでアップロードしたら、ピクセル数が足りないと弾かれあれやこれやと自撮りをし、かつてないストレスで20年ぶりに発生した顔面のアトピーを気にしつつraw現像してなんとか申請は終了。基本的に2~3週間後には届くということで待っていたら封筒が届いたのは1ヶ月以上後のことでした。遅いことは気にしつつも、そんなこともあるだろうと自らを納得させます。

 

かくして届いた封筒は市役所からのもので、市役所の窓口で受け取りとのことでした。平日と土日の午前中くらいしか受け取れないのは役所ゆえ仕方ないとこれまた自らを納得させます。しかし、受取が予約制というのは予想外でした。交付時に全国システムと通信して暗証番号の設定等をするのに30分程度かかることが理由らしいですが、それでもわざわざ電話で予約を入れるのは手間です。交付時の予約の必要は自治体によって異なるようですが……。

 

そんなわけで昼に電話をかけて受取の予約をすることに。氏名や電話番号、封筒にある番号を聞かれて回答し、予約自体は終了。持ち物の説明をされますがこれが長い。届いた文書に書いてある必要持ち物をこれでもかと丁寧に説明します。既に届いた書類は一通り読んでいたので、そこまで話さなくてもと思いながら聞くこと数分。念のために認印を持参という文章外の情報を最後に得て電話は終了。文章に書いてあることを軽く確認レベルにはおさまらないほど説明するのは、申請しておきながら届いた書類を大して読まない人がいるためでしょう。住民は千差万別。

 

なんでも役所の職員によると、自分と同じく通知書だと紛失が怖いからカードにする人も多いそうで。近隣市のようなコンビニで住民票の発行にはまだ対応してないので、カード化の恩恵を受けるのは先のようです。それにしても、結構手順を踏みますしカード自体にも有効期限があるので発行する人は少ないのでしょう。だからこその冒頭のレンタルビデオ店で使えるという謎CMに至ったのか。

あけました/色違いポケモンを捕獲しました

あけたのは2016年であって2017年ではないという予防線。2017年初のおみくじは大吉。ポケモンをやってたら酉年だけに色違いオニドリルが登場。ただし性格無補正で何よりもオニドリルだから対戦の出番はなさそうです。地味に赤いギャラドスやたまたま交換で来たのを除き自力で色違いをゲットしたのは銀以来だったりします。その時の色違いはオニスズメ。色違いに関して縁があるオニスズメ一族。
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ともあれ運のリソースを無駄に割いてる気がする元日。

ポケットモンスターサンムーン感想(殿堂入りまで)

ポケモン歴はピカチュウ→銀→ダイヤモンド/プラチナ→ソウルシルバー→ホワイト/ブラック2→X→アルファサファイア。今回はムーンを買いました。以下、印象的な点を良い悪い関係なく。ストーリー項目以外は致命的なネタバレ要素はないはずです。殿堂入りまでなので育成環境等への言及も大してありません。 

 

ライドポケモン

ケンタロスリザードンラプラスなどのポケモンに乗ってフィールドを移動。XYでもサイホーンに乗ったりゴーゴートやメレシーに乗ったりは出来ましたが、今回は一部を除いてどこでも乗れます。というか、自転車や波乗り空を飛ぶ等のフィールド秘伝技の役割がライドポケモンに移動した感じです。過去作でのひでんマシンもわざマシンに。これで秘伝技要員という手持ちの圧迫枠は解放。便利になりました。でも、お気に入りのポケモンでフィールドを切り開いて進む感覚が無くなったのは残念とも。ケンタロスがいても自転車はあって欲しかった。

 

島巡り

今作のジム的なポジション。アローラ地方ポケモンバトル後進地域なのか、作中では終盤までポケモンリーグもありません。逆にカントー(地続きなジョウトも含む?)は先進地域のようで。

・試練

各島のキャプテンの課す試練を突破してぬしポケモンを倒し、Zクリスタルを貰います。キャプテンとポケモンバトルをするわけではありません。このぬしポケモンが中々の曲者。オーラを纏っていて何かしらのステータスが一段階上昇してますし、助けを呼ぶということでポケモンを呼んで1対2を仕掛けてきます。ただ強いだけならいいのですが、1対2の多勢に無勢な状況に加え、呼ばれたポケモンを倒してもすぐにまた仲間を呼ばれるイタチごっこ。バトルとして骨があるとかアツいとかではなく、ただ理不尽。ついでに使ってるのが初代3DSのせいか敵が増えるとかなりもっさりします。個人的に手ごわかった試練はスイレン。雨天で群れヨワシがママンボウのてだすけを受けて水技を放つのはひたすらに恐ろしい。

 

・大試練

しまキング/しまクイーンとのバトル。試練のぬしポケモンとは違い正統派なトレーナー戦なのが嬉しい。地味にZワザを使いますが、切り札ポケモンの1ターン目に必ず撃つわけではないので普通に倒せます。

 

ポケモン

・新ポケモン/リージョンフォーム

新顔は高火力鈍足が多い印象。お気に入りはデンヂムシ。でもパーティには入れてません。先述の通り鈍足が多数なので、気がつけばパーティ全員が格下相手に逃げられなくなっていることも。ズバットイーブイはいるので、クロバットやサンダースに進化させると野生での逃亡に便利。リージョンフォームは旧作のポケモンがアローラの環境で姿やタイプが変わったもの。トレーナー戦で過去作感覚でポケモン入れ替えすると泣きを見ます。トレーナーでも観光客の出すポケモンは従来のフォームなあたりは細かい。

 

・図鑑説明

食物としてのポケモンの説明がちらほら。初代やアイアントクイタランのように従来からポケモン間で捕食について言及はされていましたが、今作は特に顕著です。オニスズメが虫ポケモンを食べたり、ドヒドイデがサニーゴを食べたり。マケンカニのハサミは美味とのこと。ブロスターも美味しいでしょうか。ちなみにアローラではヤドンの尻尾を食べるみたいで、ジョウトロケット団が切ったヤドンの尻尾にもちゃんと販路がありました。食う食われるの食物連鎖、人間が食材として利用などの記述はポケモンの世界に現実感を帯びさせて面白く、他にも似たような記述はないものかと捕獲モチベーションが上がりました。

 
バトル

・Zワザ

今作の象徴。島巡りもZワザに必要なZクリスタルを集めるものですし。バトルで1回しか使えないものの、守るや見切りは貫通するし威力は強烈の一言。ぬしポケモンに手こずった際の救いの一撃。でもポーズはクソダサ。演出は長いしイナズマイレブン的なデカデカと主張する文字がなんともダサい。技自体は攻撃技をZ化すると追加効果がなくなるようなので、オバヒをZ化して特攻下げずに撃ったりボルチェンをZ化して交代せずに撃ったりと戦略の幅はありそう。もっとも、メガシンカ同様持ち物枠を使いますし、ストーリーでは金策で主力にお守り小判を持たせたためZワザを使ったのは片手で足りる程度でした。ネット対戦にはまだ潜ってませんが、高火力で守る見切り貫通ということで受けはまたキツくなるのでしょう。BWあたりから火力インフレが凄まじい。

 

・助けを呼ぶ

Amazonのレビューでもマイナス要素として多々触れられています。ぬしポケモンだけでなく、通常の野生ポケモンも時々助けを呼ぶ行動を起こします。XYでの群れバトルのように、こうなると的が絞れないためボールは投げられません。HPが低いほど助けを呼びやすくなるので、捕獲しようとしたら助けを呼ぶ→増援を倒してもまた助けを呼ぶ、ということが続きます。厄介なことに、助けを呼ぶ行為自体はターン消費に影響しないので、相手はワザと助けを呼ぶことを両立するのでほっとけばジリ貧になりかねません。一応、増援ポケモンは獲得努力値が増えたり、連鎖で良個体値が出て来るボーナスがあるようですが、ストーリー上避けては通れない捕獲行為にとってはひたすらに厳しい。オンオフくらいは欲しいものです。と言いつつ今は良個体値メタモンのためにひたすら仲間を呼ばせているのですが……。

 

会話等

結構ユーモアに振ったようです。スカル団の言い回しに韻を踏んだものが散見される他「がんばリーリエ」「しまキングはやるキング」など。「いきのいいかいパンやろう」「おいでませやまおとこ」や文字に起こされた鳴き声は結構好きです。全体的には少々乱発気味で寒いです。Zワザの演出ではありませんが、妖怪ウォッチやってる層には受けそう。一方で、喫茶スペースの女性やレジ打ちのおっさんの言葉など成人方面が共感・納得するような言葉もありその点ではバランスがとれているとも。今作は会話での選択肢が多くありますが、どれを選んでも枝葉末節が変わる程度で大筋に影響があるということはありません。その微妙な会話の変化を網羅しようとリセットすることが多々ありました。でも選択肢は取ってつけたようで水増し感は否めず。あ、主人公のベッドソムリエっぷりはいいぞ。

 

ストーリー(ネタバレ注意/反転)

主人公が島巡りを通じて成長していくのだ……とはならず、メインは非トレーナーのリーリエでした。UBに執着しパターナリズム極振りな母親ルザミーネからコスモッグを守るべくエーテルパラダイスから脱走。主人公とハウの島巡りの様から徐々に触発されて、深窓の令嬢からがんばリーリエにフォルムチェンジ。ウルトラホールに消えた母を訪れて対峙して助け、カントーへ旅立つ。最近の過去作のような宇宙創造を企んだし世界を滅ぼそうとしたりはせず、ある意味親子喧嘩の延長のようなせいか馴染みやすいものでした。ルザミーネの自分が美しいと思ったものだけ保護すれば良いという考えは、実社会で見た目がいい動物だけがクローズアップされて保護されていることを思い出させます。エーテル財団がポケモン保護団体ということで、シーシェパードグリーンピースのような実社会の保護団体でも揶揄するのかと懸念していましたが、そこまでなく綺麗にまとまっていたと思います。一方で、主人公が無表情で選択肢以外話すこともないのでリーリエのバトル代行的ポジションになっていったのは残念です。ウルトラホールを開けてUB呼び出して愛でようとした程度で、過去作ほどの荒唐無稽な規模の野望ではない故に主人公が阻止に走る強い意志や意味も必要とされません。それでも登場人物の成長という点では歴代でも最も細かく描かれていてRPGらしさがあったと思います。

まとめ

図鑑完成や対戦・育成を主軸にしたRPGポケットモンスターシリーズですが、今作はシナリオにも力を入れていると感じました。秘伝技やジムが登場しないことも相まって、「ポケモンらしくないポケモン」。その意味でポケモンから離れていた人も再び触れるにはいい作品だと思います。私自身としてはジム戦がやはり欲しかった。一部のキャプテンとは後にトレーナーとしてバトルするイベントがありますが、演出やぬしポケモンのような不条理のない戦闘は、ポケモンはジム戦してなんぼと思わされました。

 

 

 

そんなわけで、皆もやろうポケットモンスター サン/ムーンという記事。色々並べましたが、リーリエやスイレンが可愛いしそれだけでも購入の意味が……。

接続助詞の「が」が多い文が読みにくい

Wikipediaで適当な項目を調べ、文中のリンクからまた別の項目を読んでいくことが好きな人は結構いると思います。個人的にはネタバレ上等で創作物の項目も見てしまいます。さておき、そんなWikipediaで気になるのが下記のような文。実際の文から固有名詞をアルファベットにしたり、冗長な部分を削ったりと加工しています。

ABCを攻撃しようとするが、BCを拘束しAを従わせようとしたが、Dに阻止されたものの、巨大化し、Aを力づくで手に入れようとするが、Aを強制送還させられた後、一人残らず始末しようとするが、Aが自らの意思で戻り、Aによって倒され、どこかへ逃げた。 

一文の長さもさることながら、「が」で接続している部分が4つあります。これが中々読みづらい。Wikipediaの例に限らず、文中に「が」が複数用いられたものはネットだろうと実生活だろうと散見されます。ということで、何故読みづらいのかを適当に調べて書きます。

 

・対象は接続助詞の「が」

「が」と言ってもいくつか種類があります。例えば「私が山田です」のような「が」は格助詞であり、今回は扱う対象ではありません。その他「が」には種類が多々あるのですが割愛。問題は接続助詞の「が」です。接続助詞は用言や用言に準ずるものに付いて、下にくる用言や用言に準ずるものに続け、前後の文・文節との意味上の関係を示します(大辞泉の受け売り)。「が」以外にも「ば」「けれど」「のに」「から」などが存在します。

 

・接続助詞「が」の用法

コトバンク(というかそこの大辞泉)によると以下の3つがあるそうです。

1 単に前の句をあとの句へつなぐ意を表す。「すみませんが、しばらくお待ちください」
「御むすめのはらに女君二人男君一人おはせし―、この君たちみな大人び給ひて」〈大鏡・道隆〉
2 相反する句をつなげる。けれども。「昼は暖かいが、夜はまだまだ寒い」「走りつづけたが、間に合わなかった」
「昔より多くの白拍子(しらびゃうし)ありし―、かかる舞はいまだ見ず」〈平家・一〉
3 (推量の助動詞に付いて)それに拘束されない意を表す。「行こうが行くまいが、君の勝手だ」

が(ガ)とは - コトバンク

3に関しては推量の助動詞に付く点からも見分けが容易なため棚上げ。1と2について扱います。1はいわゆる単純接続、2は逆接です。1と2の区別は、逆接のみで用いる接続詞「しかし」に置き換えて意味が通るかでわかります。意味が通れば逆接、通らねば単純接続となります。たぶん。

 

・で、何故読みづらい?

用法が複数あるため、登場頻度が高くなりがちです。多用の結果、一文で単純接続の「が」や逆接の「が」が共に存在すると、一方の「が」の意味に引っ張られて文の把握が困難になります。また、仮にどちらかの意味で統一して用いられていても問題は残ります。接続助詞全般に言える話で、逆接の連続は話が七転八倒したものと化し、単純接続の連続は延々と話を継ぎ足せるので冗長で要点が掴めない文となります。日本語はどんどん繋げて情報を増やせるのが特徴とどこぞで聞きましたが、長けりゃいいってものでもなく。

 

・ということで

 一文に「が」を沢山遣うのは避けたほうがいい。それだけ。ついでに言うと「が」は逆接の印象が強く、そっちに引っ張られるので用法としても単純接続「が」は控えたほうがいいかもしれません。

(と書きつつもこの記事で単純接続の「が」を使っては代替表現を模索することが幾回。単純接続の「が」、同様に単純接続と逆接の意味を持つ「けど」は至極便利です。)

愛知県の西三河地方について語るだけ

「愛知県民は地元志向が強い」と言いますが、その典型な自分がとりあえず知ってる地元西三河のことを語る内容です。本人の居住地域の都合上、自治体ごとの知識量に差が見られますがご容赦ください。

 

・西三河の概要

愛知県は尾張国三河国という2つの旧国で構成されています。この2つの国は境川という川で区切られており、政令市である名古屋市尾張国に所属しています。その三河国を更に東西で分け、それぞれ東三河、西三河と呼称しています。*1南部は岡崎平野の平地、北部に行くにつれ丘陵地帯となっています。産業としてはトヨタ系の自動車関連に代表される第二次産業が圧倒的で、愛知県のモノづくりのイメージはここに起因しているかもしれません。また、好調なトヨタ系のおかげで総じて裕福な財政事情でもあります。平成28年度の財政力指数では10個の自治体のうち8個が不交付団体の基準である1を上回っています。雇用も主に自動車関連産業が占めますが、製造拠点が各地に点在しているため、各自治体が独自の雇用圏を形成している傾向があります(下図参照。赤線で囲まれた部分が一つの雇用圏)。

都市雇用圏-Urban Employment Area-

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・構成自治体

人口順に書いていきます。

豊田市

中核市。名前の通りトヨタ自動車の本社があり、その影響力から挙母市から名前が変わったという経緯があります。本社所在地もトヨタ町トヨタのおかげで財政も裕福。鉄道での名古屋へのアクセスがいまいちなので名鉄三河線に特急を走らせる話がありますが、これもやはりトヨタの影響*2愛知環状鉄道という国鉄転換の第三セクターが黒字経営なのもトヨタのおかげ。地味にJRの駅がない自治体では最多人口らしい。平成の大合併で山間部を編入して面積は県下第1位。編入された足助の香嵐渓はテレビでお馴染みの紅葉の名所です。規模に反して何故かシネマコンプレックスがありませんでしたが、来年にイオンシネマが出来るようです。

 

岡崎市

中核市。ご存知徳川家康生誕の地。岡崎城大樹寺を始め、徳川家康縁の地が点在します。八丁味噌岡崎城から八丁の距離に由来するというのは有名な話。名鉄東岡崎駅とJR岡崎駅は距離があり、市の中心駅としては前者ですが、利用者は後者が増加傾向です。両駅の間辺りにあるイオンモール岡崎は西武百貨店が入居した珍しい形態で、結構大規模な店舗だとか。県下トップクラスの岡崎高校愛知教育大学附属、今年ノーベル生理学賞を受賞した大隅良典氏がかつて在籍した自然科学研究機構など教育・研究機関が多く文教地区としての面も。こちらも平成の大合併で額田町を編入して山林面積が拡大。徳川家康ゆかりの古くから続く城下町のため、西三河にしては珍しく古くから栄えた土地です。トヨタ系の拠点もありますが、三菱自動車工業名古屋製作所もあり、その点でもトヨタ系要素が薄いかもしれません。平成28年度に財政力指数が1を超えました。

 

安城市

日本デンマークとも呼ばれる農業先進地としての歴史があります。市内にあるデンパークという公園はもちろんデンマークが由来。安城を始めとして西三河南部に農業の道を拓いた明治用水は郷土教育の定番です。また、碧南市との間に愛知県唯一の天然湖沼こと油ヶ淵があります。水質汚濁が深刻なことでも有名ですが。トヨタ系の拠点が点在しているため財政は良好。三河安城駅という西三河唯一の新幹線停車駅を有していますが、在来線は普通しか停まらず、新幹線はこだましか停まりません。それでも地価は市内トップ。日本三大七夕を争っていた安城七夕まつりの地でもあります。地域でも指折りの財政や雇用、名古屋へのアクセスの良さから東洋経済の住みよさランキングの常連です。

 

西尾市

抹茶の原料であるてん茶の生産量が日本一。郵便ポストも抹茶色。西尾城の城下町であり、小京都でもあります。刈谷市刈谷城は亀城と言うのに対し、西尾城は鶴城だとか。2011年に幡豆郡幡豆町吉良町一色町を編入しました。忠臣蔵でお馴染みの吉良上野介義央の領地が吉良であり、地元では名君と慕われているそうです。一色町も一色氏の本拠であり、総じて足利氏の支流と縁がある地です。うなぎの産地と言えば浜松でなく一色をイメージするのは愛知ならでは。高須クリニック高須克弥氏は一色の出身で、時々Twitter名鉄西尾線の乗車写真が上がっています。

 

刈谷市

豊田市トヨタ自動車の地なら、刈谷市トヨタグループの地です。トヨタグループの主要企業であるデンソーアイシン精機豊田自動織機トヨタ紡織トヨタ車体の本社が構えています。故に財政は西三河でもトップクラス。刈谷駅はトヨタ系企業への通勤や、名鉄三河線からJR東海道線への乗換で名古屋に向かう人の利用で県内でも有数の乗降者数だとか。そのような良好な条件下でも開発は上手くいかず刈谷駅前の土地は長らく空き地でしたが、現在は商業施設や公共施設が建設されて裕福な地方都市感が醸し出されています。愛知県の県花であるカキツバタの日本三大自生地の1つがあります。地域でもトップクラスの豊かな財政と名古屋へのアクセス、トヨタグループの本社や製造拠点による雇用などの点から住みよさランキングの常連(本記事2回目)。

 

碧南市

衣浦湾に面しており、トヨタ系や非トヨタ系の工場が立地して臨海工業地帯が形成されています。中でも中部電力碧南火力発電所は、碧南市の裕福な財政を支える一因となっていました。現在は減価償却の関係でそうでもないらしいですが。碧南火力発電所は石炭火力発電としては日本最大であり、先日の稼働停止では周辺自治体に限らず岐阜の一部も停電しました。古くからの港町のため漁業や醸造業も盛んで、白醤油発祥の地ということから今年の全国醤油サミットの開催地。平成の大合併では碧南市を含む5市で合併して人口50万人都市を作る計画(碧海市構想)がありましたが、住民投票の結果離脱して頓挫したエピソードがあります。豊富な返礼品からふるさと納税での歳入は県内トップとのこと。地味に徳川家康の幼名竹千代を命名した地という寺があったり。

 

知立市

東海道五十三次の池鯉鮒宿とはここのこと。神社仏閣も多く、三河国二宮の知立神社や弘法大師が滞在したという遍照院があります。また、刈谷市の日本三大カキツバタ自生地に対して、こちらは伊勢物語の東下りの地であり、無量寿寺にかきつばたの名所があります。京都名物八つ橋の由来は諸説ありますが、そのうちの一つは知立の八橋のエピソードによるものです。名鉄本線と三河線の乗換駅である知立駅周辺の踏切は開かずの踏切として名を馳せており、現在は高架化工事が進行中です。小さな面積に大して国道は4本も通っており鉄道と同様に道路面でも交通の要衝になっています。藤田屋の大あんまきの販売は愛知県民ならどこかで見たことがあるはず。通勤先としては刈谷市名古屋市が主であり、人口密度は西三河トップ。

 

みよし市

平仮名なのは徳島県三好市とかぶるため。市制移行前は三好町でした。平成の大合併では豊田市と合併の話が持ち上がったものの、結局は単独市制移行に。市域の中央に三好池というため池があります。名古屋に近く、豊田市への通勤にも便利なことで宅地化が進んでいます。例に漏れずトヨタ自動車に代表される製造業の工場が多く、財政も良好。周辺の長久手市日進市と同じく今後も人口増加が予想されます。財政事情や大都市への至便さから住みよさランキングの常連です(本記事3回目)。アイ・モール三好のMOVIXは西三河北部唯一のシネコン。先述の通り近いうちに豊田にイオンシネマが出来ますが。

 

高浜市

陶器瓦の生産量が日本一であり、かわら美術館という箱物があります。市のアイデンティティなのか、駅舎の建て替えでも名鉄定番の簡易駅舎をよしとせず、わざわざ費用を出してまで瓦葺きにしたほど。御多分に漏れずトヨタ系の工場が立地していますが、通勤は刈谷市を始めとした周辺自治体への層が多いです。堅調に推移するトヨタ系の業績の影響か、人口増も堅調で今後も増加が予想されています。でも現在の市制移行基準5万人には満たないし、かつて人口水増しで話題になった東浦町よりも少ないという。平成28年度に財政力指数が1を超え不交付団体になりました。

 

額田郡幸田町

現在西三河唯一の町。西三河の新幹線駅はここに作る案もあったそうな。「幸田(こうた)町」だけど駅名は「幸田(こうだ)駅」。やはりトヨタ系の工場が立地して財政は良好。岡崎市との合併計画があったものの、財政力の差からか実現せず。ここに限らず財政の差を一因とした合併頓挫は愛知県で多く見られました。筆柿の生産量が日本一。最近ダーツの旅に出てましたね。

 

・ということで

モータリゼーションが深刻で名鉄バスの撤退につぐ撤退から一部自治体を除き車必須と言われる西三河ですが、みんなも来よう西三河。運転苦手マンとしては、コミュニティバス等の公共交通の拡充を願うばかりです。

*1:ちなみに、三河国遠江国の境界も境川です。

*2:豊田市駅から名古屋駅までだと知立駅名鉄本線に乗り換え、または名古屋市営地下鉄鶴舞線との乗り入れを利用して50分から1時間程度。

卓球経験者として福原愛とイン・ハンの試合に文句を言う人へ文句を言いたい

中高の部活でやってた程度の人間なのですが、少々立腹したので書いておきます。

 

さて、日本時間の本日に行われたリオオリンピック卓球女子団体の日本対ドイツは第5試合で福原愛がイン・ハンに敗れたことで日本は敗退となりました。件の福原愛とイン・ハンの試合は第5ゲームまでもつれ込み、決勝点はエッジボールでした。このことに関して、

・エッジボールで謝らないのはおかしい

・(イン・ハンがカットマンなことに対して)カットマンは嫌い

・(ドイツの面子について)中国からの帰化選手は卑怯

等のツイートが散見されました。以上の3つについて少し述べます。

 

  1. エッジボールで謝るのはあくまでも暗黙のルール
    卓球ではエッジボールやネットインはごく当たり前に発生します。今回のようにカットマンがいると打ち合いが長くなる分なおさら多いものです。一応、エッジボールやネットインでの得点は運要素によるものが大きいため、その際は謝ることが多いです。「多いです」程度の暗黙のルールです。別に謝らなくたっていいのであってそこに強制される筋合いは存在しません。そもそも、今回は両チームの命運がかかった第5試合の第5ゲーム、9-10からの得点です。エッジボールであってもまずは勝利の喜びが訪れるでしょうし、映像外で謝っている可能性も大いにありますから責めるには時期尚早です。更にはこのことに関してイン・ハンが中国人だからだ、日本との対応の差だと安易にお国柄にまで結びつけるのはもっての外だと言いましょう。

  2. カットマンという戦型
    卓球には様々な戦型があります。パッと浮かんだだけでもドライブ主戦型、前陣速攻型、カット主戦型など。その中でも、カット主戦型は通称カットマンと呼ばれ、カットという下回転レシーブで相手のミスやチャンスボールを誘うことを主とします。カットマンは持久戦に持ち込み相手のミスを待つという点からヘイトを集めやすいものではありますが、立派な戦型の一つです。何よりも、リオオリンピック卓球の解説者の一人には松下浩二というカットマンの鉄人がいます。また、カットマンは守備と持久戦に長けているので、スーパープレイととして動画再生を集めるような脅威の粘りを見せることもあります。これらの要素を考慮せずに、カットマンというものを嫌うのは早いと考えています。

  3. 帰化選手は日本にも
    その国出身の人ではないということから、そして中国出身というところから帰化選手への不満が出ています。しかしながら、中国の帰化選手自体は日本にもいます。吉田海偉は世界卓球団体で3位やシングルスでベスト8に進出した方ですし、若い世代には張本智和というU-15で2位の方もいます。仮にこのような日本の帰化選手が活躍した際に、彼らはどう反応するのでしょうか。そもそも、帰化であってもイン・ハンは世界ランク7位の猛者ですし、ドイツ自体も卓球の強豪国です。帰化という一点で叩いていいものではないと考えています。

とりあえず勢いに任せて書いてみました。なんと言いますか、エッジボールで敗北した途端に、相手選手やチームの諸要素、国民性にまで敷衍して非難しにかかる姿勢はあまりに単純で醜いものではないでしょうか。

 

追記(17日1:36)

3位決定戦の相手のシンガポールでも中国からの帰化選手だと騒がれていますがすが、もとより華僑と華人の国ですし、帰化だと騒ぐには少々無理があるかもしれません。何はともあれ日本女子団体銅メダル獲得おめでとうございます。